救済

現実世界の常識という概念が脳裏に張り付かぬよう

世界はつねに夜なのよ

 自分で集めてきたピンクと白が基調になっている自堕落さが垣間見れる空間で過ごしている。今日は床が茶色になって壁がアイボリー色にリフォームされる夢を見て、物凄く怖かった。自室、それは世界の中心で幸せと呼べそうな空間。そんな甘い積み上げが、無駄だったねって言われてるような気持ちになる無機質な茶色の空間に勝手にされた。こんな気持ちになるのはもう嫌だ。才能が無いから多くをやったら本当に何も出来ないって事を思い知らされた。恐怖心と空虚感は5歳くらいから変わらない。もしかしたらそれよりもうんと前にもあったかもしれない。パパとサーカスを見に行ったときから、私は違和感に毎日会うから、早く宇宙と同化してしまいたいと思う。宇宙は真っ暗できっと独りで行ったら臆病な私のことだからすぐに尻尾を丸めて逃げ出してしまうだろうな。それでも宇宙に対する憧れがものすごくあるから、一層のこと宇宙そのものになってしまいたい。星を見る側よりも、見せる側になりたい。精神が参った時に安息をくれたあの星々に感謝したい。ちょっぴり淋しくなっちゃってたけど、綺麗なモノを見ながら感じる淋しさは気持ちよかったよね。宇宙にはとっくに降伏してるから、もしもポジションが空いた際には是非ともオファーをください